パソコンを自作する【前編】パーツ選び
パソコンがほしい!!!!
パソコンがほしい筆者の自撮り画像
1. 動機
パソコンがほしくなった。ノートパソコンは持っているが*1、ほしいのはデスクトップのパソコンである。5年ほど前に友人からPCの購入を勧められていたが、当時はスマホでゲームもできるしYouTubeも見れるし十分だと思っていた。インターネットでできる他の娯楽をあまり知らなかったのだ。ほしいと思ったのは数年前。PCゲーム含めスマホでは出来ないことに興味が湧いてきた。とはいえ当時の自分はまだ何もない高校生。PCの購入は金銭的にハードルが高く諦めざるを得なかった。 それから数年後、大学生になり、アルバイトを始め、自由に使えるお金が格段に増えた今、夢を叶える時がやってきたのだ。そうだ、PCを買おう。
2. 自作orBTO
PCを購入するにあたって僕にはふたつの選択肢がある。お店で購入するか、パーツを買って自分で組み立てるか、だ。前者は特にドスパラやフロンティアなどの受注生産制*2の会社がゲーミングPCで有名だ。それぞれの選択肢にメリットとデメリットがある。
BTO | 自作 | |
---|---|---|
メリット | 楽で安心・買ってすぐ使える | 部品にこだわれる・すこし安い |
デメリット | 少し高い | 大変 |
自分は大学生になってアルバイトをしているから金銭的余裕がある、というような旨を述べたが、それはあくまで高校生の時と比べて、という話であり、高価なPCをどしどし買えるような金額は持ち合わせていない。そのため安いという自作PCのアドバンテージが非常に大きなものに感じられ、PCを自分で組み立てる方を選択した。
3. 一応スペック(パーツ選定)
自作PCを組むにあたって一番楽しい部分はこのコーナーである*3。PCの各パーツについてどれが良いか自分で調べていくのである。これが楽しいと思うか面倒だと思うかは人によるが、楽しいと思うタイプの人間はぜひ自作PCにチャレンジしてほしい。
筆者はこんな顔をしながら選んでいた。可愛いね
買うべきPCのパーツは主に以下の8つにわけられる。
CPU | 計算してくれる大事なやつ |
---|---|
メモリ | よくわからんけどいるらしい |
SSD | データを保存しておく |
GPU | CPUみたいに大事なやつ |
マザーボード | 上のやつら全部これにのっける |
電源 | いる |
CPUファン | CPUは熱くなると周りが見えなくなるタイプ |
PCケース | ただの箱のくせに偉そうに |
OS | WindowsOSを「まどそふと」と訳すオタク |
これらのパーツについて価格.comという販売中の商品の最安値を調べることができるWebサイトを用いてそれぞれのパーツの値段やスペックを調べながら決めていく。YouTubeでこの予算ならこのパーツでこのくらいのスペック!というような動画がいくつもあるので参考にしてもいいかもしれない。ちなみに貧民どもは「予算」なるものを決めてその枠組みのなかでやりくりするようだが、私は大富豪なのでほしいと思ったパーツを買うことにする。
注)これ以降それぞれのパーツごとに選んだ経緯等を語ります。興味がない方はパソコンを自作する【後編】へ飛んでください。注文、組み立て、稼働について書いています。
注2)不真面目・テキトーを演出していますが、実際はもう少し真面目に様々な情報を調べて決めています。真似しないほうが良い。
CPU
自分のノートパソコンがi5の12世代なのでそれよりもいいスペックのものがほしいと思った。AMDとIntelの2社があるが、初めての組み立てなので内臓グラフィックがあるほうが安心だし、ゲーム以外にも使用するつもりであるため、最新の core i7 13000を買おうと思った。が、6万ほどする。筆者は大富豪ではないのでもう少し安いものがいいな、と思い12世代のi7か13世代のi5を買おうと思った。i7 12700とi5 13600K では同じくらいの値段であるにもかかわらず、13600Kのほうがスコアがいいらしいのでi5 13600Kに決定。
メモリ
ノートパソコンは16GBなのでそれよりも強くしたい自分は32GB。32GBの中から一番安いところで買う。現在、DDR4とDDR5の2つの規格が売られている状態であるが、DDR5メモリやDDR5対応マザーボードは高く、そこまで劇的に変わるわけでもないらしいので、貧民である筆者はDDR4のメモリを購入したいと思っている。1万以下。
SSD
結構使う人間なので1TBを2つにする予定。1万ちょいくらい。
GPU
今買うのならRTX 40番代かな。4070あたりを狙っているがいまだに85000円もする。年始には40番代superが登場予定らしいのでそこからさらに2、3か月待ったら少しは値段が下がるかもしれないが、パソコンをほしいのは今なので気にしたら負けである。「買い時」などを気にしてはいつまでたってもパソコンは買えない。
マザーボード
私が使うCPU 13600Kに対応していて、メモリは前述の通りDDR4に対応しているものを買う。WiFiは後から別売りのを組み込むほうが安く済ませられるらしいが、私は大富豪なので手間が少ないWiFi対応のマザーボードを購入する。マザーボードは安いもの(1万~)から高いもの(10万越え)まであるが、2万程度のマザーボードにする予定だ*4。
電源
理屈はよくわからないが、CPUやグラボでの使用電力の2倍の値の電源ユニットを購入するのがいいらしい。私のi5 13600K+4070はMax400W程度であるが、まあフル稼働しないことの方が多いだろうし、750Wの電源ユニットにすることにした。電源ユニットは壊れにくいと聞いたし、長く使うことを考えて850Wとかでもいいかも。どちらにせよ1万程度で買うことができるのだし。
CPUファン
廉価帯(3000円程度)でのCPUファン市場では、2つの製品がしのぎを削っている。DeepCool AK400と虎徹MarkⅢである。まあどちらも評判は良さそうであるので少しだけ安かったAK400を買う予定である。ちなみに自分が購入予定のCPU 13600Kはそこそこ発熱するらしく、これらの廉価CPUファンでは冷やしきれない場合もあるというような話も聞いたが、筆者は都合の悪いことは聞かない主義であるため、聞かなかったことになった。
PCケース
自分の部屋のスペースの問題からなるべく縦横が小さいほうが良く、ケースファンも持っていないので3個以上付属しているものが良い。ケースにあまりお金をかけたくもないので7000円くらいのこれにしたい。
OS
よくわからない初心者の自分はWindows OS一択。15000円もするんだ。
これらまとめてΣ200000くらいだ。
おわりに
次回ではこれらのパーツの注文、組み立てを行っていく。最後まで読んでくれてありがとう。
......ちなみにこのブログで使用していたアニメ画像はすべて「桜Trick」という百合作品のものだ。多少過激な部分はあるが非常に面白いため、親から隠れてみてみてほしい。