こいらっくの部屋

書く、これしか出来ないから。

パソコンを自作する【後編】組み立て

 0, あらすじ

前回ではパソコンを自作することを決意し、パーツを選定した。

筆者の個人用メモ(obsidian)のスクリーンショット 記法が違うためコピペで持ってこれなかった

今回はこれらのパーツを発注し、組み立てていく。

 

 1, 発注

通常は最安値とその販売ページが記載されている価格.comのサイトから販売ページへと飛び、届け先を入力してクレジットカードで購入するだけの作業である。通常ならば。しかし筆者には二つの問題があった。

 

まず一つ目はわけあって親に秘密にしなければならないことだ。自分は実家暮らしであり、自宅に配送されると非常に困るわけである。配送時間が選べるような業者でも、親が突然在宅での仕事に変更したりする可能性があるため、使用できない。その結果最安値で売っている業者で購入できないなどのことがあったが、無事に各パーツを、配送料がかからないように安いパーツは他のパーツと同じ店で購入するなどして、最も安くなる組み合わせを考えることができた。

 

二つ目のほうが重大である。単刀直入に言うとお金が足りないのだ。予算などない、戦え!なんて馬鹿な事をやっていたら持っている金額を超えてしまったのだ。通常ならここでスペックを下げるのだろうが、妥協ばかりの人生だった僕が初めて妥協したくないと思えた瞬間である。筆者は自分の気持ちを大事にしたいのでそれはしないことにした。じゃあどうするんだ、と考えて、ひとつ、いらないパーツがあることに気がついた。グラフィックボードである。これはなくてもパソコン自体は動くのである。ならばバイト代が振り込まれてから後で買えばいいじゃないか、ということでこれだけは後から買うことにして、それ以外のパーツを購入した。

払えないよ〜の顔

 2. 組み立て

注文から数日後、すべてのパーツが最寄りのコンビニ、郵便局、営業所に届いたので受けとってきた。かなり大きな箱だった。中身をすべて取り出したものが下の写真である。

左から順にPCケース、電源、メモリ、CPUクーラー、CPU、マザーボードSSDだ。

これらのパーツを組み立てていく。

 2.1 マザーボードの組み立て

マザーボードにCPU、メモリ、SSD、CPUクーラーをとりつける。マザーボードが入っていた箱の上にマザーボードを取り出し、CPUソケットの蓋を開ける。

非力な美少女の僕にはこのレバーは少し硬い

開けたところにCPUをはめ、そのまま閉じる。上の黒い蓋は勝手に外れるが、合っている。

次にCPUソケットの右側にある4レーンにメモリをさす。CPU側から見て2レーン目と4レーン目にさすのがいいらしい。スロットの上側のレバーを開き、カチッとハマって勝手にレバーがしまるまで、随分と力強く押さないとささらなかった。

SSDをさすところはCPUソケットの下、僕のマザーボードでは×印と+×+×+印が印字されているやつだ。ネジを外して1枚だけSSDをさしてから蓋を元に戻す。2枚目はOSをインストールしたあと、1番最後のお楽しみだ。

最後にCPUクーラーを取り付ける。大きくて邪魔だから最後にした方が良い。マザーボードの裏側と表側から土台を固定し、その上にクーラーのヒートシンクを取り付ける。

両側のネジを交互にちょっとずつしめていく。

 

ここまでできたらマザーボードの作業はいったん終了だ。

成功するように祈ろう (これは祈りの画像ではない)

 2.2 PCケースにマザーボードを取り付ける

M-ATX用の穴(親切にMAと書いてある)に六角ネジを取り付けていく。専用のナットがあるからネジがなくても問題ない。

倒したケースにマザーボードをはめ、背面のUSBポートがしっかりまっすぐはまっていることを確認してネジ止めしていく。なんだか上手くネジがささらず、3本のネジで固定している状況だが、まあ大丈夫でしょう。

てへぺろ

 

 2.3 電源・配線 

このへんで疲れ始めて動画全然取ってないから書くことない

ブレブレの動画のスクショを載せながら掻い摘んで言うと、まず電源をネジで取り付け、

電源ケーブルとケースから出ているケーブルをマザーボードの正しい場所にさしていく。YouTubeの動画を見ながら、マザーボードによって異なる部分もあるから説明書も読んだ方がいい。

最後に蓋を閉じて本体は完成だ。

 

 2.4 OSインストール

ワイヤレスキーボードのUSBとWindowdOSインストール用USBをPCにさし、電源ユニットの電源を入れてPCケースの電源を入れるとCPUファンとPCケースファンが回り始めた。じゃっかんうるさいくらいである。画面にメーカーロゴが表示され、数秒すると変な画面がついた。よし!!! CPUもメモリもSSDも認識されているようである。

この画面に入ったらF2あるいはDeleteキーを押す、と様々なWebサイトやマザーボード説明書に書いてあった。早速押してみるが……何も起きない。連打しても変わらないしキーボードの故障かと思ったが電池マークは光っている。いろいろ調べてわからずに困りはて、画面に写っている英語を読んでいくと、一番下に「セットアップしたけりゃF1押せ」と書いてある。押してみたらBIOS画面に入ることが出来た。

いろいろ設定できるようだが、よくわからないし変なところを触ってしまうのも怖いので、今うるさいファンをどうにかしようとCPUファンのモードをsilentに変更した。が、全然変わらないし多分うるさいのはケースファンなんだよな。そのままF10キーをおしてSave&Exit。

Windows設定画面が開かれた。ここまで来たら勝ったも同然である(誰に?)。キーボードで操作しようとしたら動かなかったため、親のPCから有線のマウスを拝借してきた。ずいぶんと親切に作られているのでここから先は説明通りに選択しているだけで大丈夫だ。

途中、ひとつだけ問題があった。ネットワークがないと「次へ」を押すことが出来ない。僕のPCはWiFiが使える機種であるのだが、Windowsのセットアップ前はWiFiに接続出来ないのかもしれない(ノートパソコンならいけたから違うかも)。これには2パターンの解決策があり、僕はその1つ目、素直にLANケーブルに繋ぐことを選択した。PCを親のパソコンの前に持っていき、親のPCのLANケーブルを自分のPCにさしこんだ。セットアップが終わるまでは拝借しよう。

ちなみに2つ目の方法だが、Shift+F10を押してコマンドプロンプトを開き、

oobe¥BypassNRO.cmd

を入力すると、「次へ」のボタンが押せるようになる。こっちもやってみたが、結局はセットアップが未完成のままなのでどちらにしろLANケーブルをさすことになった。

Windowsが立ち上がった。やることはあとひとつだけ。ストレージ用のSSD2枚目をさすのだ。これなどを参考にして、ドライブを割り当てた。

 3. 完成

 

うおおおお大画面アークナイツ!!!!!

 

これには思わず萌え萌え筆者もにっこり

 

いかがでしたか? このブログを読んで桜Trickを読みたくなったら幸いです。それでは、さらだばー